【シナモンの刺激】~香りにまつわるエトセトラ~
● シナモンの刺激
映画『ステキな金縛り』で
"シナモンを多く摂取している人は霊能力が高い"
"シナモンの香りを嗅ぐと霊界の入り口に立てる"
みたいな設定がありました。
それが本当かどうかはわかりません。
アロマでは
免疫を刺激してくれる精油のひとつとして
元気になりたい時や
感染症の改善、血液循環の促進などに用いられます。
たしかに香りを嗅ぐと
気分も高揚してきます。
刺激が強いので使用するのは少量ですが
なんだか身体がポカポカしてきます。
好き嫌いが分かれるシナモンの香り
小さい頃は
"シナモン"なんて洒落た名前での認識はなく
"ニッキ"といわれていて
大人が好んで舐める飴、という感じ。
あまり好きな香りではありませんでしたね。
それが
ある時からとても好きになりました。
たぶんきっかけは
アップルパイ。
格段に美味しくしているのは
間違いなくシナモンだなと思いました。
映画を観た時、もう大人になっているのに
なぜかその "シナモンエピソード" では
背中がぞわぞわして
シナモンの香りに触れるのはやめようと思いました。
なぜだ(笑)
信じたんだな、私。
調べてみると
金運や霊的能力があがる、とか
魔除けとして用いられていた、とか
それらしいことは、やはりあるみたいです。
精油は植物からの自然の恵みです。
その特性はそれぞれ
自然界でのその植物の役割だったり
生息地によって
暑さや寒さに負けないように(枯れないように)
厳しい自然界を生き抜いていくために
その植物が自分の身を守るために
身に付けた方法だったりします。
シナモンの強さは
人間の元々備わっている「自然治癒力」を刺激してくれます。
そういう意味で
魔除けだったり、あの世との懸け橋
みたいな解釈になるのかなと思います。
だから
この場合の霊界への入り口は
『死』を意味する
というよりは
あの世からのメッセージを受けて
『生』について力をもらう・・・
映画でもそんな感じだったような気がします。
(もう一回観直そうかな)
シナモンの香りに触れるだけで
あの世に繋がるなら
亡くなった父に会えるなら
今はそれを経験したい。