【ラベンダーの衝撃】~香りにまつわるエトセトラ~
● ラベンダーの衝撃
ラベンダーの香りって
小学生の頃に流行った “ポプリ” のイメージが強くて
正直苦手でした。
お店で売られている芳香剤や
アロマキャンドルなどで触れてきたラベンダーの香りも
やっぱりちょっと苦手で。
ローズの香りも
その濃厚さというか、ブルジョワ感みたいなのが苦手で。
私は
柑橘系の香りがスッキリとするから好きだ
と思い込んでいました。
でも
精油というもので、初めてラベンダー(※注)の香りを嗅いだときに
本当にビックリしました。
爽やかで、みずみずしくて
何より天然の香りだと感じました。
それはそうなんです。
植物を水蒸気で蒸留させて、オイルを抽出するんですが
ラベンダーの精油1㎏を抽出するのに
約160㎏のラベンダーの花穂が必要です。
ローズなんて
約60本分 (約4t) の花から、精油たった1滴しかとれません。
貴重だし濃厚だし自然な香り
人工的な、作られた香りではありません。
この
自然の恵みを身体に取り込むことができるのが、アロマテラピー。
ラベンダーもローズも
嗅ぐだけで身体の深いところに届く気がして
これまでの偏見のようなものが
一気に取り払われるほどの衝撃でした。
精油(エッセンシャルオイル)は
本当に奥が深くて書きたいことが山盛り(笑)
まずは
本物の香りってすごいんだよ
っておはなし。
(※注)ラベンダーには数種類あり
ここでのラベンダーは “ラベンダー・アングスティフォリア” のこと。